残念な知らせ

 とある受任事件について,依頼者にとっては残念な進行があり,僕のところにも経過報告がありました。裁判の結論が出てハイおしまい,という事件ではないので,今後のことを考えると,今ここでそうするのが先方にとってもベストの対応だったのだろうかとの思いもないではありません。
 依頼者の希望しない進行状況の時,代理人弁護士としては立ち居振る舞いが難しいところですが,依頼者の疑問,懸念を徹底的に聞き,その主張を再構成すると同時に,次善の対応についての説明を怠らないようにすべきでしょう。本件でも,広い視野を持って,考えられる対応を呈示していかなければならないなと思っているところです*1
 この事件については,どうやらまだまだ先が長いので,次のこちらからのアクションをどうするか,相手方からの反応予測などなど,週末一杯,事件が頭から離れなさそうです。

*1:既にその一部には手を付けていたのですが,改めて検討が必要になるようです