刑事訴訟法講義

刑事訴訟法講義

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 本屋さんで久しぶりに刑事法の棚の前に立ち、しばし観察。。。。。落合先生のツイッターにあった安富潔教授の体系書も気になったけど、実務家である池田裁判官が前田雅英教授と共著した本書が目に留まり、リハビリにはちょうどいいかなと思って購入しました。*1。池田裁判官といえば、以前に東京地裁におられた当時、井上正仁ゼミで法廷見学に行った覚えがあります。審理を終えて閉廷後にゼミ生だけを傍聴席に残して、質疑応答の時間を作ってくれました。普段のざわざわしたキャンパスとは違う裁判所の雰囲気に気おされて大人しくなったゼミ生に対し、にこやかに丁寧に質問を導き出してくれた姿が印象に残っています。しゃべるのが苦手な被告人や証人に対してそんな感じで接しているのかな、と漠然と考えていたような気がします*2
 実際のところ、公判前整理手続が本格的に行われだして以降、刑事事件の取り扱いを休止しているので、裁判員裁判のことも含め、情報のアップデートをしていかなければならなさそうです。刑事事件に関しては、当事務所の佐々木弁護士が取り扱っておりますが、僕自身が取り扱いを再開するには、もう少し時間をいただく必要がありそうです。

*1:東大4年次に教えを受けた井上正仁先生は、、、まだ体系書を書くご予定はないんでしょうね。僕らの受験時代からそういわれていましたが、先の楽しみになりそうです

*2:そんなホワンとした質問は結局しませんでしたけどね