傍聴も勉強のうち

 事件処理の参考にするため、時々、他の弁護士が担当している法廷を傍聴することがあります。修習生のときは、この傍聴が仕事(勉強)の大きい割合を占めていましたが、弁護士になってからはなかなか実行できないものです。でもやっぱり勉強になるんですよね。そういえば、修習地では、左陪席の裁判官が、部長の訴訟指揮を研究するために、法廷傍聴しているのを見たことがあります。最近では、裁判員裁判なんか同業者の傍聴対象としては多いんでしょうね。
 自分がしているのを見られるのは、なんとなく恥ずかしいものですが、見られても恥ずかしくないように法廷活動をするように心がけます。法廷は公開なんですからね。