2006-09-08 あすなろ白書 書籍 マンガ世代の僕たちには、それぞれ心に引っかけている作品があると思います。これは僕にとってのそのひとつ。柴門ふみさんの絵はどちらかと言えば上手ではない*1ように思いますが*2、当時「恋愛の教祖」とか言われていただけあって、女性の心理描写はリアルで引き込まれました。 *1:こんなことを言っては失礼ですね。絵のリアルさよりもストーリーのリアルさに惹き付けられることを強調したいのです *2:夫である弘兼憲史さんの方が絵がリアルですね。リアルすぎて醜い部分もあるのですが、作者の意図するところだと思っています。