所内禁煙


 写真は、友人のフジワラ弁護士から贈っていただいた禁煙プレートです。表記はドイツ語かな。神戸栄町の雑貨屋さんで入手してもらったようです。感謝です。
 さて、前にも書きましたが、僕はお酒もタバコもたしなみません。事務員さんも同じです。という訳で、当事務所は所内禁煙になっています。愛煙家の皆さん、どうかご了解ください。
 今でこそ、ライターの音に反応し、風向きを気にしてしまうまでになった僕ですが、タバコ歴が一切無いかというと,,,,実は学生のころは吸っていました*1。でも,美味しいと思ったことは一度もなく,当時通っていた皮膚科の先生*2に相談して止めました*3。止めるのに苦労がなかったことから考えると、あまり深く足を踏み入れなかったと言うことなのでしょう。
 振り返ってみると、僕らが大学時代を過ごした90年代は、公共の場所ですら喫煙は当たり前。歩行中の喫煙も普通で、嫌煙者がタバコの煙を避けて生活していました。今はだんだん逆転してきていますね。受動喫煙の問題ひとつとっても、様々な動きが目に見える形で動いています*4。国内では路上での喫煙に条例で罰則を科す自治体まで出てきているし、あのタバコの広告だらけだったF1の世界でもタバコ広告が姿を消すっていうんですから時代は変わりました。
 昔吸っていたと言うことを棚に上げつつ言わせてもらえば、やはりタバコには百害あって一利無し。自分や家族の健康のためには吸わないのが一番だと思うのです。でも、嗜好として吸う人がいることは事実。そして、その人たちの利害得失に関する自己判断を尊重しなければならない点もあります。だから、愛煙家と嫌煙家がお互いにストレス無く共存できるような棲み分けを今後とも考えていかなければならないと思います。

*1:大学1年のとき,女性にフラれたのを切っ掛けに半年くらい吸っていたかもしれません。カッコつけていたという要素も半分くらいありましたねぇ。ちょうど海外旅行も重なって,黄昏れながら異国の地でタバコをふかす自分を演じてみたりして。今思うと恥ずかしいのですが。

*2:東京・南新宿にあった「代々木クリニック」の権藤明先生です。今はJR代々木駅前に移転されているようですが。

*3:因みにこのときからアルコールも止めています。いずれも持病のアトピー性皮膚炎にとっては良くない影響しかありませんでしたから。

*4:禁煙席の無かった店に禁煙席が登場したり。入り口から禁煙席に向かうまで喫煙席を通過しなければならなかった店で、喫煙禁煙の場所が代わったり。