昔やっていたこと(音楽篇)

僕は子供の頃*1にバイオリンを習っていました。
 バイオリンの練習をしていたおかげで、僕には集中力がつき、左手が右手並みかそれ以上に器用になり、ひとつひとつの課題を成し遂げるという習慣をも得たように思っています。先生は長澤先生と仰る方でしたが、先生からは音楽だけでなく様々に派生する情操教育を受けたといまでも感謝しています*2
 さて、このように小学校高学年までバイオリンを続けていた僕ですが、どういうわけか、こと音楽に関する物覚えということについては、からきしだめでした*3。リズム、運指、運弓など技術的なことや、譜面そのもの*4はかなり練習してしっかり弾いていた(つもりな)ので覚えているのですが、それがどこの誰ベエの何という曲なのか、ほとんど思い出せません(そもそも覚えられなかったような気がします)。記憶力が一般に悪いことはないと思うので、いまもって曲名とかだけが覚えられない理由が分かりません。音楽は好きなつもりでしたが、深層心理ではあまり関心がなかったのか。。。。謎です。
 今でもカラオケの曲名を探すのによく苦労するなど、引き続き困っています*5?!。もっとも、記憶できないのは、本当に音楽だけのことで、仕事に関することとか勉強とかでは、暗記や記憶に苦労した経験はありません*6。不思議でしょう。
 そんな僕でも、覚えているクラシックの曲名がありました。アイネクライネナハトムジークモーツァルト)、四季(ビバルディ)、トランペット吹きの休日(アンダーソン)、あとはこのペールギュントグリーグ)です。
グリーグ:ペール・ギュント組曲、ホルベルク組曲&抒情組曲どれもコンサートに行ったことがあるのと、キャッチー*7なメロディラインのおかげなんだろうと思います。しかし、それ以上に何か共通項がないか、よく考えてみることにします。

*1:3才から11才くらいまで

*2:余談ですが、一時期練習をご一緒させて頂いていた先生のお孫さんは、今でも音楽の世界でがんばっておられ、各地のコンサートに出演しているそうです。元同窓としては誇らしく、またうらやましく、懐かしく思っています。ご活躍を祈念いたします

*3:特に楽曲名、作曲家名などがまったく覚えられない

*4:いわゆる「暗譜」には困りませんでした。

*5:カラオケ屋の検索本には、歌い出しが書いてあるので、うろ覚えでも歌手名にたどり着けば、なんとか探し当てることが出来ますが、、、、

*6:司法試験にしても、記憶すべき事の範囲が分かってからは、粛々と覚えたという感じです。司法試験受験で苦労するのは記憶の次の段階のような気がします。

*7:死語か?