弁護士バッチ携帯問題
問題の所在
弁護士バッチというのは、弁護士の身分証明であり、精神の拠り所でもあり、外部に見える形で着用するかは別として、本来業務時には常に携帯しておきたいものです。しかし、バッチの携帯に悩ましい季節がやってきました。
もうすぐ梅雨、そして夏。暑く湿度のある季節です。僕ははっきり言って暑がりです*1から、サマースーツに着替えたくらいでは到底耐えられないのです。そんなわけで、クールビズ*2になります。弁護士業務は暑い中で外を歩き回ることも多いですから、僕も5月末からすでに半袖、盛夏のころにはネクタイもはずそうかとひそかに考えており、クールビズ様様です。
しかし、夏場のクールビズスタイルでは、バッチをつけるべき上着がありません。そこで、自分の存在証明*3たるバッチといえども、そもそも携帯しないか、やむなく携帯するとしてどのように携帯するかが問題なわけです。字数使ってしょうもない問題提起ですみません。
対策
対処1
バッチを携帯することにして上着の左胸以外の場所を探すと言う方法があります。僕もいくつか模索してみましたが、いい場所はありません*4。*5。穏当なところでは、バッチを財布の小銭入れに入れておく程度でしょうか。なお、財布の中に入れると、バッチがコインと磨れて、色がくすんでいくという副作用があります*6。*7
対処2
バッチを携帯しないと言う選択があります。しかし、身分証明が必要なときに少々困ります。
私の選択
対処1については色々試行錯誤した結果、いずれも結果から見れば失敗気味であり、新たな妙案が出てこなかったため、僕は対処2を選択しつつあります。
*1:山形で修習し、東北の冬を乗り越えたので、寒いのはもはや気になりません。
*2:小泉内閣の福田官房長官が流行らせたと思う(私見。決して羽田孔ではない、と思う。私見)。数年前までは、クールビズのスタイルで仕事をする人は少数派で、「だらしない」とか、ひそかに思われていたものです。しかし、このスタイル、昨今のブームで完全に市民権を得ましたよね
*3:それは誇張しすぎ。バッチがなくても仕事くらいは出来る。少し心細くなるけど
*4:一度、半袖シャツの第2ボタンをはずしてそこにバッチを着けてみるということをやりましたが、最近はやや太り気味のため第1ボタンをはずすことが多く、そうなると第1第2ボタンが連続で外れることになり、相当だらしないので、していません
*5:フェルトの小さな生地にでもバッチをつけて、安全ピンか何かで旨か肩あたりに留めようかとも思いましたが、いい年したおじさんが、いいとこのお坊ちゃんみたいな格好するのもどうかなと思うので、これまたしていません
*6:バッチが古びて見えるので、ベテランになったような錯覚を自分と相手に同時に与えてくれます。それがいいことなのか悪いことなのか。
*7:一度、緑青のひどい10円玉と擦れて、バッチが青緑っぽくなったことがあり、とても焦りました。←かなり偽弁護士っぽい感じでした