箱根強羅ホテル

 

箱根強羅ホテル

箱根強羅ホテル

井上ひさし作の喜劇舞台の脚本です。敗戦直前の箱根、老舗ホテルで陸軍・海軍・外務省がそれぞれの思惑を抱えてドタバタと駆け回ります。ホテルに潜入した陸海軍の工作員たちが妙に息が合っちゃってノリノリなところがとてもおかしいです。それから、作中で紹介されていた本土決戦用の珍作戦たち*1が、実在したというのには参りました。そこはフィクションだと思ってたのに(>_<)。

*1:湘南海岸一帯にマムシを大量に放して上陸した米軍陸兵を苦しめようとか、ホレ薬を米軍師団に向けて火炎放射器で噴霧して骨抜きにしようとか、、、、