育休弁護士宣言!

 宣誓!ワタクシは、長女が産まれたのを機に、育休取ります!!・・・・・というと語弊があるのかもしれませんね(^^;)。育休と言っても、弁護士を休業するわけではありません。考えているのは、ワークライフバランスを見直して、仕事に費やす時間を、少しばかり家のことに回そうということです。
 以前、日本のお父さんは、子供と一緒にいる時間があまりにも短い、というニュースを扱いました。僕としては、日本人の平均よりは一緒にいることができるだろうと思っていました。ところが、独立して2年目、有り難いことに仕事が増えてきて忙しくなると、あのときの思いはどこへやら。ついつい仕事にばかり意識が向いてしまい、5時に帰ろうと思ったのが、6時、7時、7時半と遅くなり、朝もドンドン早く出勤するようになり、という状態になっていました*1。子供と一緒に遊んでいても身が入っていない自分に嫌気がさすことも多くなり、仕事がうまくいかないときは子供に対してもツンツンと八つ当たり気味な起こり方をしてしまう自分にはさらに大きな失望。何だか暗い曇り空のような気分がしていました*2
 ちょっと大きな話になってしまいますが、僕は、子供の教育面で一番大切なのは、幼児期の情操教育にあると考えています。しかし、今のままでは、その自分の教育観に反する状態につながりかねないと危機感があったのです。何とかしなくてはいけない。長女が産まれたのを切っ掛けにその思いが強くなりました。こういうときに必要なのは、決断と行動でしょう。とりあえず小さな事でも決めて励行しようと思っています。今始めているのは、

    1. 長男や次男の登下校に出来る限り付き合うこと
    2. なるべく4時半には仕事を終えて帰宅すること
    3. 早起きして仕事に出ても、できるだけ朝食時には家に戻って子供達と接触すること
    4. 家族といるとき、なるべく仕事のことは忘れること*3
    5. 土日のいずれか半日、子供達と自分だけで過ごす時間を作ること*4

などです。これを実行するため、先日も、執務時間の変更をお知らせしたばかりです。
 もちろん、子供に向けるエネルギーを増やしても、仕事をないがしろには出来ません。時間を有効活用して能率を上げること、事件の選択を適切に行ってできない事件ははじめからやらない*5こと、事務局との事務分配・連携を適切に行って無駄のない事件処理を心懸けること、関係者との連絡のチャンネルを増やすことなどを意識して、仕事もきちんと処理していくつもりです。
 というわけで、今後ともよろしくお願いいたします。

*1:ヒドイ日は、起きている子供と一緒に過ごすのは、夜の8時から寝るまでの2時間くらいだけなんてことも・・・・

*2:ちょうど、次男がある程度大きくなって、長男と二人で遊んでくれるようになったというところに、僕の甘えがあったのかもしれません。その他諸々、原因はあると思いますが

*3:これがなかなか実行できません

*4:それが妻の息抜きタイムにもつながる

*5:典型的には刑事事件とか、一刻を争う保全事件などです