離婚にあけくれる一日

 朝は、離婚事件の意見書起案、離婚訴訟の口頭弁論。午後も離婚相談です。
 それにしても、最近、新しく受任したり相談を受ける事件のうち、離婚問題の占める割合が相当高くなってきています。仕事ですから、当然一つ一つ取り組み、現在の法律や判例にてらして、離婚が認められるべきものについては、そのような主張をしていくし、逆の立場で交渉に臨むこともあるのですが、、、、、日本全体の問題、社会問題として捉えると、離婚件数が増加傾向をこのまま座視してていいのか、という思いに駆られることがありますね*1。こういう思考は、書面作成が一段落付いたり、相談の方がお帰りになったあとなどに、フッと頭の中に浮かぶものなんです。
 さて、コーヒーでも飲んで切り替えて、次の仕事だ。

*1:政治と教育の問題なのかも知れませんし、それでは何ともならない文化の問題なのかもしれないし、さらに抗いようもない遺伝子に組み込まれた命令なのかも知れないなあ、と