弁護士と時間

 「弁護士は時間にルーズ」、「弁護士は遅刻の常習犯」などなど。弁護士が時間を守らないと巷でいわれているのは承知しております。はい、確かにそういう傾向があることも間違いありません。
 スケジューリングというのは、簡単そうで難しい、とても重要な仕事の要素です。

 僕もスケジュール管理はいろいろな方法で行っていますが、

  1. 手帳を常にチェックする癖をつける
  2. デスクからの移動時間は、目の前の見やすいところに付箋で貼り付ける
  3. 携帯電話のアラームを利用
  4. 事務員さんに声かけしてもらう
  5. お出かけ直前には電話に出ない
  6. 持参する資料は朝のウチに整理して、カバンに入れておく

などを励行して気をつけています。
 それでも、交通事情*1、不意の来客や前の予定が予想外に長引く*2などの事情から、法廷や打ち合わせへの遅刻は不可避です。万が一、遅刻が発生する場合は、電話での予告、遅刻して到着したらしっかりお詫びすること、これもまた大切です。
 言うは易し行うは難しですが、積み重ねなんでしょうね。何度も崩しながら積み木を積んでいくそんな日々です。

*1:JR神戸線には人身事故などでの遅延がよく発生します。東京でいうと中央線のイメージ。自殺がよくあるのかな・・・

*2:調停や和解などでは、大抵かなり長い時間がかかりますから、相当の余裕を持って次の予定を入れないと、時間の圧迫であっぷあっぷすることになります。