アンテナ解説2

大山滋郎弁護士

 大山弁護士は、東大卒業後、長く企業の法務部門で経験を積まれ、海外留学してアメリカの弁護士資格もお持ちです。司法試験合格後はしばらく企業内弁護士としても活躍されていました*1。また、弁護士登録当初は福島県弁護士会支部で活動されていたこともあり、刑事事件を多数受任して経験豊富です。こうして、企業法務と刑事弁護という、一般的にはあまり結びつきにくい分野をいずれも得意分野とされて、大いに活躍している弁護士さんになっておられます。ブログの内容は、ときに家庭的であったり、時に問題を提起するためにあえて刺激的であったり、深い教養に裏打ちされた読み応えのあるものになっています。自身も自覚的に述べておられるとおり、普通の弁護士とはちょっと違う感受性の持ち主です。百聞は一見にしかず。下記サイトをご覧あれ。なお、一見強面で*2怒っているかのように思われることもありますが、実際にお会いになれば大山弁護士が温厚で親しみやすい人物であることがおわかりになると思います。
 大山弁護士は、僕がトアロード法律事務所にいたころ、司法修習生として同事務所に配属されており、何度か事件をご一緒しました。神戸拘置所の狭い接見室内で、犯行を再現するために組んずほぐれつ絡み合ったことはいい思い出です?!
 大山先生のブログ→ http://bengoshidokuritsu.sblo.jp/

*1:こんな本→ 社内弁護士という選択―インハウスカウンセルの実際の仕事を描いた15講 にも登場されます

*2:ホームページの写真は思いっきり笑顔ですが