親から子へ

 今日は妻の蔵書から子供達へ引き継がれる本達を紹介。

ふらいぱんじいさん (日本の創作幼年童話 5)

ふらいぱんじいさん (日本の創作幼年童話 5)

 「ふらいぱんじいさん」は子供のころから妻が大好きだったという童話。目玉焼きを焼くのが大好きだったふらいぱんじいさん,新しいフライパンがやってきて,もう目玉焼きを作らせてはもらえなくなった。落ち込むじいさんはゴキブリに励まされ,新しい世界目指して旅に出た。長い旅の末に,足は曲がり疲れ果ててしまったけれど,鳥たちを暖かく包み込む巣になることができたじいさん。自分らしくありたいという強い意欲と,誰かのためになりたいと優しい思いがあれば,どこへでもいける。どこででもやれる。勇気の出てくる絵本でした。子供達にも,何度か読むうちにメッセージを自分なりに読みとってほしいものです。
星の王子さま (岩波少年文庫 (001))

星の王子さま (岩波少年文庫 (001))

 「星の王子さま」。何度となく手にとりながら,未だに読んでいない不思議な絵本。幾度目かに,僕の手元にやってきました。今度こそは読もう。大人も子供も一緒になって新鮮な気持ちで接してみよう。そう思っています。