家族の言い訳

 相談時間を待つ立花の喫茶店で読んでいます。

家族の言い訳 (双葉文庫)

家族の言い訳 (双葉文庫)

 作者の森浩美さんはSMAPなどの楽曲を担当する作詞家さんですが,小説も書かれています。さすが作詞家らしく,短い文章の中に,感動のツボをしっかり抑えた文章で,響くな〜という感想です。場面描写もそれぞれがリアルで,僕の業界が扱うような人や物事もたくさん出てきます。細部までリアルなので「そうそう」と思わずうなずく場面もたくさんありました。ちなみに全編を貫くテーマは今の自分にどんぴしゃです*1

*1:要ハンカチ。泣けます。昼間でも。