チルドレン

 伊坂幸太郎の有名な作品です*1家庭裁判所調査官が主人公?の作品で,登場人物にも非行少年やその家庭が出てきます*2。しかし,陣内調査官が担当の事件に弁護士として関わったら,面白いでしょうけど,思い存分振り回されそうです。調査官の仕事のおもしろさもつらさもよく描かれているんじゃないか,と思いました*3

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

おすすめです*4

*1:最近,フィクション系の読書は伊坂幸太郎作品と恩田陸作品を交互に読み比べていっているような様相を呈していますね

*2:登場する調査官は作品中で,少年係から家事係に異動したりするので,少年事件だけでなく,離婚事件での調査場面なども描かれています

*3:守秘義務違反とか,事件関係者とバンド組んでるところとか,,,小説として読むべきところももちろんあるんですけど

*4:昨日のお昼休み,帰りの飛行機と,裁判の待ち時間で読み切りました。