こねこのぴっち

こねこのぴっち (大型絵本)

こねこのぴっち (大型絵本)

 芦屋市立図書館で借りてきた二男のセレクトです。
 借りてきたあとに読んでいて思い出したのですが,この本,大伯父の病院の待合室においてあったような気がします。家出したぴっちがウサギ小屋に紛れ込んでしまい,夜中にこわーいキツネやフクロウにねらわれるシーンがあるのですが,その黒で塗りつぶした画面描写が子供心にとても不安をかき立てられた覚えがあります。30年以上を経て改めて見直してみても,やっぱり怖かったです。
 蛇足ですが,最後の方に,ぴっちをおばあさんが救出して飼い犬と一緒に家に連れて戻るシーンがあるのですが,挿し絵と訳文がミスマッチなような気がしました。いつか原文を読んでみたいなと思います。