審判は続く

 少年事件の審判がありました。在宅の事件なので,身柄事件と違った時間の流れがあります。在宅事件では,本人や関係者を出頭させるのも大切です。結構な綱渡りながら,最低限必要な人数は裁判ションそろい,開催にこぎ着けました。ところで,少年事件では非行事実の認定ももちろん大切ですが,要保護性の審査がとても重要です。この少年の場合,非行事実にはさほど問題はないけれども,今後の生活環境や就労状況,意識改革をはかれるかどうか,協力者が確保できるか,などなど非行事実本体とは離れたところで不安がたくさんある事件になっています。予想通り,今日の審判までに色々な問題が派生して,最終審判は持ち越しと相成りました。。。。。引き続き頑張ろうと心に誓う12月の寒い一日でした。