情けない実情

日弁連消費者問題関連のメーリングリストは、最近、情けない状態になっています。
交渉のイロハのイがわかっていない人*1、調べればすぐわかることを全国の弁護士に公開で質問する人*2、過払債権市場としてしかみていない人*3、クレクレ中*4etc。情報共有して議論するためのMLという本来の性格は失われて久しい状況です。かつては刺激的な議論や最先端の議論をそれなりのキャリアの人達が議論、時のは激論していたのですが、だんだんとそういった弁護士たちはすがたを消してしまいました*5。人数が増えて共有し支え合う力が落ち、それが業界全体の地盤沈下を加速させる。負の連鎖を感じる今日このごろです。かくいう僕も以前MLで話題にした後日談など共有したいネタはあるのですが、今のMLの状況から、どうしたものかと思案中のものがあります。むう。

*1:相手から○○と言われてしまいました、どうしたらいいでしょう? 事前に想定して考えていないのか〜。何の準備もなく話を聞くだけでは交渉とはいいませんねえ。

*2:恥ずかしいという感覚が麻痺しているのか。。。。参照→京都の中先生のblog http://nakatakahilo.cocolog-nifty.com/nakatakashi/2010/09/post-bb17.html   

*3:貸金債権、過払債権を流動化して不良債権処理するという考えは別にいいのですが、、、

*4:クレサラ中、クレジットサラ金問題中毒なら、まだいいんですが。。。

*5:そういえば、大阪の同期の先生も最近発言を見かけなくなりましたね。当会のK山先生は今でも時々発言されます。