現地見分

 弁護士の業務は、事務所でのデスクワーク、裁判所での法廷活動が多く、それ以外の場所にはあまり出向かないのですが、時々は、依頼者の自宅や事故現場などの現地を訪問することもあります。
 現地に出向くと、色々なことが肌で感じられ、示唆を受けることもあります。ただ、あくまで弁護士にできることは,主には法的な権利義務の実現とそれのサポートであり、現地などに行って感じるのは、法的な事柄よりも、福祉であったり、精神的なサポートの問題であったりすることが多いです。そういう事件では、現地で歯がゆい想いをするだけということもあります。