秋田男児殺害事件

この事件、被疑者の身柄拘束で大きく動き始めましたね。結論の部分も大切ですが、もし被疑者が非議事実を認めるなら、なぜそのような動機を形成したのか、このあたりの解明がどれだけすすむか興味があります。ところで、「子供の安全対策を考える上で保護者が関与という事態は想定外だった」という論調もあるようですが、滋賀の事件*1などをみても分かるように、残念ながら保護者だとか教職員だとかの属性は関係ないんだろうと思っています。

畠山容疑者「首を絞めて殺した」…死体遺棄も1人で

 秋田県藤里町、小学1年米山豪憲(ごうけん)君が殺害され、遺体が放置された事件で、死体遺棄容疑で逮捕された近所の無職畠山鈴香容疑者(33)が、能代署捜査本部の調べに対し、豪憲君の殺害について、「1人で首を絞めて殺しました」と詳細な供述を始めたことが6日、わかった。
 遺体遺棄についても、「1人で車にのせて捨てた」と話しているという。
 捜査本部は、殺人容疑での再逮捕を視野に供述の裏付けを進めている。畠山容疑者は、捜査本部の調べに、死体遺棄については全面的に認め、具体的な状況について供述している。
 殺害についても関与を認める供述をしていたが、さらに、状況などについて詳しく語り始めた。遺体については、「殺害後、1人ですぐに自分の車にのせ、(遺棄現場の)草むらまで行き、捨てた」と話している。
(読売新聞) - 6月6日15時38分更新

*1:今年2月ころ、滋賀県長浜市で発生した殺人事件。グループ登園中の2園児が同級生の母親に刺殺された