本人尋問に本人が現れず

僕の担当していた事件の本人尋問で法廷に本人が来なかったことがありました。主張そのものはお互いの理屈が伯仲していて,どちらもあり得る。書面で見る限りは甲乙つけがたい印象だったのですが,いざ本人の口から聞いてみようという段になって,片一方がどうしてもでてこない。。。。。こうなると,どちらを信用するかという話にどうしてもなってしまいます。結果は,当然相手の言い分が全面的に通った判決になります。仕方ないと言えば仕方ないのですが,説得が十分であったかなど振り返る点はありましたね。