キューマルニ?キューレイニ?

携帯電話の不具合情報に関するNHKラジオのニュースを聞いていて気が付きました。

不具合が見つかったのは、NTTドコモの「SH902i」など10機種・522万台と、ボーダフォンの「905SH」など17機種・524万台。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060718-00000516-yom-soci
アナウンサーは若い女性(らしき声)でしたが、「不具合が見つかったのは、NTTドコモのSH『キューマルニ、アイ』など、、、」と一旦読み、やや不自然な間があってから「SH『キューレイニ、アイ』」と読み直していました。その後も何度か言い直すのを聞いていると、頭の中から口に出すまでに変換しなければならないほど、このアナウンサーにとっては不自然な読み方なんだろうな、と。ところで、なぜ「マル」では駄目で、「レイ」なんでしょうか。アラビア数字のゼロだから日本語ではレイ(零)が正しく、マルは字の読みではない。字の形をもじってそう呼ぶだけ、俗称、という説明になるんでしょうかね。商品の宣伝でもナレーションは「キューマルニ」だったような気がするし、ちょっと違和感ありますが、正しい日本語を守るというのもひとつの大切な価値というところですね。話題と言うよりは余談に近い感じでした。