東京・小金井の自閉症児負傷事故

 東京都小金井市の市立小学校で一昨年、心身障害児学級に通う自閉症男児(当時8歳)が担任の男性教諭に倉庫に閉じ込められて負傷したのは、学校側が安全配慮義務を怠ったためと、男児の両親が同市と当時の校長、男性教諭を相手取り、賠償を求める裁判を近く東京地裁八王子支部に起こす。両親は「原因は学校の自閉症への無理解。指導方針自体に誤りがあった」と主張している。
 訴状などによると、04年11月、男児が体育の授業中に体育館に隣接する地上2階の倉庫に入った際、男性教諭が「そんなに入っていたいなら、しばらくそこにいなさい」としかって閉じ込めた。男児は言葉による注意を理解できないままパニック状態になり、窓から5メートル下の地面に落下。奥歯を5本折り、あごを15針縫う大けがを負った。(後略)
毎日新聞 2006年10月4日 東京夕刊

心身障害児学級でこういう態様の事故が起きたのは残念です。ハードが整備されても、自閉症発達障害への理解が不十分なまま運営すれば、意図した結果が得られないと言うことでしょう。自閉症が先天性の疾患であることが十分社会に知れ渡っているかといえば、不安がありますし、このことを切っ掛けにして啓蒙が進めばと思います。