選挙

参院選挙が間もなくです。駅前や商店街での候補名連呼も最高潮になってきました。ただ候補者の名をひたすら叫ぶ様は、晩夏の蝉の音のようで寂しげに感じないでもないです。今回は閣僚さんの度重なる失言*1や、年金問題で、与党はずいぶん苦戦を強いられているようですね。しかし、現政権の執行部が敗れたとしても、ポスト●●の人にとってはチャンスになるわけで、与党、特に自民党の中には色々温度差もありそう。どうなるんでしょうね。

*1:政治はレトリックで成り立っており、口にされた言葉は自由に、そして時には驚くべきほどに姿を変えて伝わっていくものなのに、以前に比べて多くの政治家が、そのことを十分に意識していないように思いますね。多くの発言はすべての文脈を読んでみれば、まあ分からなくもない、というレベルだろうと推測しますが、メディアによって一般に報道される際、要約(ある意味意訳)されて短く伝わるわけです。どのように要約されるかまで考えて話すのは大変ですが、だからこそ気をつけるべき”地雷”になるキーワード、言い回し、形容詞などには最低限注意しなければならないのでしょうね