修習生指導間近

3月から新61期の司法修習生を受け入れる予定です。今日は、神戸の弁護士会館で指導担当弁護士説明会がありました。やはり、色々と注意して指導にあたるべき点があるみたいです。

司法研修所の影薄く

ボツネタにもありましたが、彼ら(彼女ら)って、前期修習なしで各地の実務修習にいきなり派遣されているんですね。こなしてきた起案も少ないだろうし、研修所の果たしていた導入部分がないってのは、修習生としても不安でしょうね*1。前期修習って割りと大変だったけど、今の人間関係を作ってくれたし、自分の実務スタイル*2を形成した時期のような気持ちもしています。それなしで来るという訳で、いい意味でも悪い意味でも基礎が今までと違う。その基礎に変な情報を組み込んでしまわないように、注意しないといけません。ある意味責任重大(-_-;)。

就職が気になって

心ここにあらず、って人もいるとか。本当に厳しいらしいので*3、その気持ちもわかりますが。。。

二回試験が気になって

実務修習中も手間と時間のかかる社会修習系を避けて、弁護士事務所に入り浸る修習生がいるとかいないとか。。

*1:でも、あの無味乾燥な白拍子表紙を見ないでいいなら、それはそれで幸せかなぁ

*2:起案の書式、スタイル、法廷での立ち居振る舞い、記録の読み方、付せんの貼り方に至るまで

*3:横浜弁護士会みたいな大規模会ですら、就職説明会の参加事務所5に対して修習生200数十人が殺到したのだとか。。倍率何倍なんだ・・旧司法試験並の競争ですね