家庭裁判所月報

 僕は,1ヶ月に一度は弁護士会の図書室に入り浸って,法律雑誌や文献を読むことがありますが,必ずチェックする雑誌等は,つぎのようなものです。

    1. 判例時報
    2. 判例タイムズ
    3. 大阪弁護士会の会報
    4. 金融法務事情
    5. 家庭裁判月報

 家月*1は,通常の判例検索ソフトでは収録内容が薄い家事審判例,少年事件審判例が紹介されていることからとても参考になります。また,時折,主に裁判官向けではありますが,参考になる論文,資料が掲載されていて勉強になります。最近の号では,「遺産分割事件の運営について」というタイトルで,遺産分割を初めて手がける又は比較的経験の浅い裁判官向けの論文が掲載されていました。また,少し前には,「控訴審から見た人事訴訟事件」というタイトルの文献もあって,大変参考になりました。
 大阪弁護士会*2のは,大阪地裁の倒産部の具体的な事件取扱について紹介する連載があるので,これを読むことが多いです。
 文献を読みふけったり探したりしている時間は,特に大好きな時間です。司法試験受験時代も東大の図書館に住み着いているような感じで,朝から晩まで入り浸っていました。今思えば,あれもある意味幸せな時間だったなと振り返ったりしています。

*1:略称「かげつ」? ←僕は勝手にそう呼んでいます

*2:略すと「だいべん」になります。なんか嫌な感じの略称なんですが,ホントにみんなそう呼ぶんですよ