会議!

 担当している高齢者の権利擁護事案に関連して,支援者会議に参加してきました。ケアマネージャー,地域包括支援センター,弁護士,市役所,NPOの方が一堂に会して,対象高齢者が可能な限り住み慣れた自宅や地域で生活できるように配慮しながら、必要な介護サービスやその他保健福祉サービスなどの内容を検討,権利擁護に支障が生じている点については,その対策を検討しました。
 介護サービスの選択や適否等については,やはり門外漢*1でして,みなさんのお話を傾聴するばかりでした。財産管理,虐待対応については弁護士の出る幕もあるところですが,高齢者問題は法律だけで解決できるものではなく,本当に色々な確度からの検討と共助が必要だなとつくづく感じました*2
 また,いくつかの公務を取り扱っているので会議*3は慣れっこですが,異業種の方が集まってケース検討をする今日のような会議はなかなか参加する機会がなかったので,興味深い経験をしました。

*1:弁護士の中には,社会福祉士の資格も取得されて,ばりばりその分野での活動をされている先生もおられますが,,,,

*2:修習生も,さぞや刺激を受けてくれたに違いないと思います

*3:ぼくの場合,参加者は弁護士だけ,または法曹関係者だけ,というものばかりでした。先日選任された芦屋市の多重債務問題対策委員だけが異業種と協働している会合ですが,不定期開催で,まだ1回目しか開催されていないので,今後どうなるのかよく分かりません。