ゴールデンスランバー

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

ゴールデンスランバー (新潮文庫)

あいかわらず伊坂幸太郎さんで愉しんでいる長城です。「ゴールデンスランバー」文庫版で読みました。いつもながら物語の加速度と断片が一気に集約されてくる展開にわくわくしながら読み進めました。後半になるとどんどんと展開していくので、冒頭部分を読みかえしながら読むことになりますが、そんな行きつ戻りつを経ながらもあっという間に読了してしまう、そんな本でした。作者の意図ということで、謎をたくさん残してくれていますが、消化不良感はなく想像を楽しめますよ*1*2。お勧めです。

*1:たとえば、20年後の検証記事を書いている人はもしかして、、、、?とか

*2:なお、予告やあらすじを聞いていたときは、「魔王」「呼吸」との関連もあるのかと思っていましたが、全く別のお話でした